お客さんのYさんがこの前来てくれた。
Yさんはわたしが書いた『ユーハブマイワード』をとてもよく読んでくださり(頻度じゃない)それから単語帳に絵と一言をそえた小さい日記のようなものを毎日書いていた。
自分の作ったものが、そういうふうに作用してくれてすごく嬉しかった。感動した。
しかし去年の年末、わたしがこのブログの更新を諦めたのと同じ時期にその単語帳日記が書けなくなってしまったという。
生活を変える決断をしたこととか、理由を探せばそれらしいものはいくらでも上がってくるはずだ。
だけど、Yさんが本当に向き合いたいのは毎日何かを作り続け感じ続けていたいのに、どうしてそれができないんだろうということに近いんじゃないかなと思った。
自分だけが感じる自分以外の大きな流れに、自分のスイッチを操作されている感じがする。それは単純に、今の髪型がちょっと違う気がするとか、苦手な(得意な)季節に変わったとか、景気が良くないとか、星のめぐりがどうとか、大谷くんの結婚がどうこうのニュースがうるさいなとか、ベッドの位置に納得いってないとかそれだけのことなのかもしれないけど、わたしはバタフライエフェクトを信じる。
わからない自分をただ、この自分にたゆたわせていく焦りみたいなものを抱きながらすごいスピードで1日は終わる。金髪にでもしたらいいかなと、問題の解決にはならないだろうことを小さく捏ね回し悪あがきのリストを更新続けたい。
自分やることを1番たのしみにしているのは自分だということをYさんを見て思い出す。
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仕事も落ち着いた。(と、いうか仕事との距離を改めた)
自分の中でのイベントが終わり、何かをたのしみに待つ日常も仕事で疲弊する日々も終わった。
何日か前から心境の変化を感じる