結局、いつもよりちょっと早いくらいの時間に床に就く。
今日はしゃっくり出るな。
嫌いの人のエッセイは読まない。と、小泉綾子さんがニュースレターで言っていたけど本当にそうだなと思う。単純なことだけど、その結論に辿り着きにくいのって、わたしは嫌いな人ほど何が嫌いなのか、何が理解できないのかちゃんと分かりたいからだと思う。本当に嫌いかどうか確認するために嫌いな本を手に取ってみたりする。できることなら嫌だと思いたくないんだから、もし好きになれる可能性があるなら好きになりたい。この世には好きなものが多い方がいい。それでもやっぱり全然おもしろくなかったり、自分を救うための文章に腹が立ったりする。それならば、なぜその人がそういう事をするのかまでちゃんと考えてちゃんと嫌いになりたい。
時間の無駄だし、労力のかかる事だけど自分が納得するために必要な作業だったりする時もある。
もしかしたら、嫌いな人にも「わかるなあ」って思えるところがあるかもしれない。嫌いとか興味ないとか意外の目盛りを持っていたいから。
