昨日の面白いこと思い出した。
バイト中に鴨がポテポテ歩いて御来店してきた。びっくりし写真を撮ったりする人間たちをよそに、鴨は旅行の本のコーナー前にぽちょーんと座った。パシャパシャと写真をとっている人たちを見て「この鴨を写真に撮って見せたい人はたくさんいるけど、なんか鴨に失礼だし。」と思いとどまった自分を褒めた。かわいーという人と、心配ですねこんなところに...という人間の2種類がここにいて後者の人間のいい人そうなことと言ったら...涙出そうだったわ。
オタオタしてても仕方がないので保健所に電話。ちょうどこの時期が引越しの時期らしく川や池を探しているうちに迷子になったんじゃないかとのこと。パンくずで外に誘導してあげてくださいだって！パンくずって！
と、思っていたら腰がくの字に曲がったおばあさんが追い出してしまった。
なんとなく、鴨と、動物と、生活を共にすることをわたしたちは望んでいたのではないか。くの字腰おばあさん以外の全員が少し残念そうにしていた気がする。
なんかおもしろいからここにいて欲しいという単純な気持ちももちろんあったが、飛び立って行った鴨の野生みが、小さなコンクリートジャングルに閉じ込められているシステマチックな生活をありありとさせた。
今日。
5時に目を瞑り7時まで眠る。好きなアイドルに目玉焼きを作ってもらい、アイツ案外かっこいいし優しいじゃん。って思う夢を見ました。
夢の話が嫌いな人って想像力がないのかな...俺は好きだよ夢の話を聞くのが。
目覚めがめちゃくちゃ良かった。出勤し、棚を整理したりしていると
〜店内全品10%オフです♪コーヒー豆は半額です〜
という声が近くの店から聞こえる。
悲しくなった。
なぜかというと、昨日、忘れないようにとわざわざ休憩中にコーヒー豆を買いに行ったのだった。今朝は時間もなかったので買ったコーヒーは飲まなかった。ぐううう悔しい...（ ｉ _ ｉ ）
〇〇%オフとか、お得さに疎いわたしでもちょっとというかかなり残念な気持ちになった。ちょっと疲れている。
わたしに人の気持ちをジャッジすることはできないけど、誰かの気持ちを想像してしまう。それは筋が通ってないように感じるから。同じことをずっと考えている。
自分にはわからないことを、おかしいと思うのは良くない。わかっている。失敗してほしくないとか、辛くならないで欲しいからとかそんなお節介じゃないところがまた厄介。「なんかフツーに変じゃね？」という気持ちが自分をいっぱいにして身動きが取れなくなる。好きな人ができた時みたいに、何をするにもそのことを考えてしまう。わたしだってがんじがらめになってるじゃん。
イレギュラーな仕事をして、やり切った感はないが退勤。
歩いて帰り、昼ごはんを食べ、洗い物をして、夜も働く。
お客さんが少なかったが、たくさんミスをした気がする。暇でよかったずっと頭がぼうっとしていた。
賄いが、すごく美味しかった。焼いた鯵とホタテの刺身、ひじきとレバーを炊いたやつ、アスパラ(一番美味しかった)。
幸せだった。最近早い時間嫌なお客さんが多いけど、遅い時間にマイナスイオンを発するお客さんが来てくれることが多い。悪い気持ちで終わらないことが、救いだと思う。風呂に入ってゲームして、もんのすごく久しぶりストレッチをした。最近歩き方がわかんなくなってるし、まっすぐ気持ちよく立つことができない気がする。筋肉もインナーマッスルもポンコツなので健康的な体を手に入れたい。
たっぷりの雨音が心地よい。寝入りがいいから、もうすぐ聞こえなくなってしまう。それが少し寂しいけど、いつもよりゆっくり眠れるし、明日の朝も雨音で目が覚めると思うと胸がちょっと躍る。
おやすみなさい。
